中小企業診断士2次試験の当日は、9:40開始の事例Ⅰから17:20終了の事例Ⅳまで、80分×4事例を1日で解きます。試験室への入室は8:40から、着席は9:10までが目安です。受験票・写真票、電卓(関数電卓は不可)、時計の3点は前日までに確認しておきましょう。
この記事では、令和8年度(2026年10月25日)の第2次試験案内に書かれた時間割と注意事項をもとに、当日の動き方を朝から夕方まで順に整理します。あわせて、80分の時間配分の考え方や休憩時間の使い方、当日に起きやすいトラブルへの備えも解説します。
中小企業診断士2次試験の当日の流れ(結論)
最初に、当日の全体像を短くまとめます。細かいルールや考え方は後半で順に説明します。
当日の流れを5行で把握する
- 8:00:協会のWebサイトに、会場ごとの受験番号と試験室の対応表が掲載される予定
- 8:40:試験室の掲示と入室が始まる(それより前は入室できない)
- 9:10まで:自分の受験番号と同じ番号の席に着席する(第1時限開始30分前)
- 9:40〜17:20:事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳを80分ずつ、休憩をはさみながら解く
- 17:20以降:解答用紙の回収が終わり、監督員の指示があってから退室する
当日に差がつくのは「知識」より「再現性」
2次試験は記述式で、合格基準は総点数の60%以上かつ1事例でも40%未満がないことです。つまり、1つの事例で大きく崩れると、ほかの事例の出来にかかわらず不合格になります。
現役診断士の視点でいえば、当日に差がつくのは知識の量より、普段の解き方を緊張した状態でも同じ手順で再現できるかどうかです。遅刻、持ち物の不備、時間切れ、休憩中の引きずりといった再現性を下げる要因を、事前に取り除いておきましょう。
令和8年度2次試験の時間割と基本情報
まずは公式の時間割を確認します。以下は一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会の「令和8年度中小企業診断士第2次試験案内」に記載された内容です。
公式の時間割
| 時限 | 時間 | 試験時間 | 配点 | 科目 |
|---|---|---|---|---|
| 第1時限 | 9:40〜11:00 | 80分 | 100点 | 事例Ⅰ(組織・人事) |
| 休憩 | 11:00〜11:40 | 40分 | ― | ― |
| 第2時限 | 11:40〜13:00 | 80分 | 100点 | 事例Ⅱ(マーケティング・流通) |
| 昼休み | 13:00〜14:00 | 60分 | ― | ― |
| 第3時限 | 14:00〜15:20 | 80分 | 100点 | 事例Ⅲ(生産・技術) |
| 休憩 | 15:20〜16:00 | 40分 | ― | ― |
| 第4時限 | 16:00〜17:20 | 80分 | 100点 | 事例Ⅳ(財務・会計) |
4事例で合計400点、試験時間は合計320分です。休憩は表のとおりですが、解答用紙の回収が終わるまでは席を立てず、次の時限の問題用紙・解答用紙は開始10分前頃から配られます。実際に自由に動ける時間は、表の休憩時間より短いと考えておきましょう。
試験の基本情報
| 項目 | 令和8年度の内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年10月25日(日) |
| 試験地区 | 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7地区 |
| 受験票・写真票の発送 | 10月13日(火)予定(普通郵便) |
| 合格基準 | 総点数の60%以上、かつ1事例でも40%未満がないこと |
| 口述試験 | 令和8年度から廃止 |
| 合格発表 | 2027年1月13日(水)10:00予定(Webのみ) |
令和8年度からは口述試験が廃止されたため、10月25日の筆記試験の結果で合否が決まります。試験会場は受験票に記載され、指定された会場以外では受験できません。
試験当日のタイムライン|起床から試験終了まで
時間割を踏まえて、当日の動きを時系列で整理します。試験案内で決まっている時刻と、受験生側で決めておきたい行動を分けて考えると準備しやすくなります。
当日のモデルタイムライン
| 時刻の目安 | 公式の予定 | 受験生がやること |
|---|---|---|
| 起床〜出発 | ― | 朝食、持ち物の最終確認、交通情報の確認 |
| 8:00 | 受験番号・試験室の対応表をWeb掲載(予定) | 自分の試験室を確認する |
| 8:40 | 試験室の掲示・入室開始 | 会場到着、トイレの場所を確認、入室 |
| 9:10 | 第1時限開始30分前(着席の期限) | 受験票と写真票を切り離して机上に置く |
| 9:25頃 | 注意事項の説明開始 | 電子機器の電源を切ってバッグへ |
| 9:30頃 | 問題用紙・解答用紙の配布 | 合図まで問題用紙に触れない |
| 9:40 | 事例Ⅰ開始 | 最初に解答用紙へ受験番号を記入 |
起床時刻は会場までの移動時間から逆算してください。試験案内でも、天候による交通機関の遅延に備えて時間に余裕をもって到着するよう求められています。
入室できるのは8:40から
試験室の掲示と入室は8:40からで、それより早く着いても試験室には入れません。早めに到着した場合は、会場の場所、トイレ、喫煙所の位置などを確認しておくと、休憩時間に慌てずに済みます。
一方で、着席の期限は第1時限開始30分前の9:10です。8:40から9:10までの30分間に入室・着席を済ませる、と覚えておきましょう。
写真票は最初の試験開始後に回収される
着席したら、受験票と写真票を切り離して机上番号の横に置きます。写真票は最初に受験する科目の試験開始後に監督員が回収し、受験票は試験時間中ずっと机上に置いておきます。受験票は合格発表まで保管するよう案内されているので、持ち帰って大切に保管してください。
2次試験当日の持ち物チェックリスト
次に、持ち物を確認します。試験案内に記載された「持参するもの」と、記載はないものの用意しておくと安心なものに分けて整理しました。
試験案内で持参が求められているもの
| 持ち物 | ポイント |
|---|---|
| 受験票・写真票 | 写真票に規定の写真を貼って持参。申込確認票や領収書は代わりにならない |
| 黒鉛筆またはシャープペンシル | HBまたはB程度 |
| 消しゴム | プラスチック製 |
| 鉛筆削り | 鉛筆を使う場合 |
| 時計 | 通信・計算などの機能があるもの、音が鳴るもの、大型のものは不可 |
| 電卓 | 四則計算・√・%・数値メモリ程度の携帯用電卓を1台 |
| 写真付きの本人確認書類 | 運転免許証・社員証・学生証など |
写真票に貼る写真は、縦4.5cm×横3.5cm、最近6か月以内に撮影した脱帽・正面向き・無地背景のものです。印画紙または写真専用紙に限られ、コピー用紙への印刷は使えません。のり付けしたうえで、上下を透明なセロハンテープで留めるよう指示されています。
机上に置けるもの・置けないもの
定規、マーカー、色鉛筆は使用できますが、マーカーと色鉛筆は解答用紙には使えません。与件文や設問へのマーキングは問題用紙にだけ行う、という前提で準備しましょう。
また、筆入れや筆箱は机上に置けません。ハンカチ、ティッシュペーパー、目薬、マスクは机上に置いて使えますが、箱やケースは置けません。座布団(クッション)や膝掛けは使用できます。
案内にはないが用意しておくと安心なもの
- 昼食と軽食:昼食は各自で用意し、会場で食べる場合は自席で食べるよう案内されています
- ふた付きペットボトルの飲み物:試験中の水分補給用(後述のルールあり)
- 予備の筆記用具と消しゴム:芯の詰まりや紛失に備えて
- 電卓の予備電池、または予備の電卓:机上に置けるのは1台だけなので、予備はバッグに
- 調整しやすい服装:席によって寒暖差があるため、各自で調整できる服装が推奨されています
- ファイナルペーパー:休憩中に見返す自分用のメモ(試験中はバッグにしまう)
2次試験の電卓・時計のルール
2次試験では事例Ⅳで電卓を使います。電卓は1次試験では使えず、2次試験でのみ使用できる点に注意してください。ルールに合わない電卓は使用が禁止され、代わりの電卓は貸してもらえません。
使える電卓・使えない電卓
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 使える電卓 | 四則計算、√、%、数値メモリなどの単純な計算機能を持つ携帯用電卓 |
| サイズの目安 | おおよそ縦180mm×横100mm×高さ30mm以内程度 |
| 台数 | 机上に1台だけ |
| 使えない電卓 | 関数電卓/プログラムの入力・記憶機能を持つもの/電子手帳・携帯電話などに付属する電卓/記録紙の出るもの/他の受験者の妨げになる音の出るもの/電源コードを使うもの/表示部が複数あるもの |
関数電卓、プログラム機能付きの電卓、携帯電話などの付属電卓、記録紙の出る電卓は、使用禁止にとどまらず不正行為として扱われます。普段の演習で使っている電卓がこの基準に合うか、試験前に確認しておきましょう。
電卓は「普段使っているもの」を持っていく
当日に新品の電卓を使い始めると、キー配置の違いで入力ミスが増えることがあります。本番で使う電卓は、直前期の演習から使い慣れておくのが基本です。
また、アラームなどの音がしないように設定しておくことも求められています。キー操作音が出る電卓の場合は、音を消せるか確認してください。
時計のルール
時計は、通信・計算・撮影・辞書などの機能があるもの、秒針の音がするもの、キッチンタイマー、大型のものは使えません。スマートウォッチなどのウエアラブル端末も不可です。携帯電話やスマートフォンを時計代わりにすることもできません。
試験室に時計があるとは限らないため、ルールに合うアナログまたはデジタルの腕時計を1つ用意しておくと安心です。
試験室でのルール|退室・遅刻・飲み物・電子機器
当日のルールを知らないまま会場に行くと、思わぬところで注意を受けたり、不正行為として扱われたりするおそれがあります。主なルールを押さえておきましょう。
電子機器は電源を切ってバッグへ
携帯電話、スマートフォン、ウエアラブル端末(スマートウォッチを含む)、その他の通信機器・電子機器類、イヤホンは、机上に置くことも身に着けることもできません。試験開始前に電源を切ってバッグにしまい、バッグは足元に置きます。ポケットに入れたままにしていると不正行為として扱われるので注意してください。
不正行為と判断された場合は直ちに退室を命じられ、それ以降の科目は受験できず、全科目の成績が無効になります。4事例すべてに影響する点を意識しておきましょう。
退室と遅刻のルール
| 場面 | ルール |
|---|---|
| 試験開始後30分間 | 退室できない |
| 試験終了前5分間 | 退室できない |
| 途中退室後 | その科目の試験時間中は再入室できない |
| 遅刻 | やむを得ない事情の場合、試験開始後30分までは入室可。試験時間の延長はなし |
| 体調不良 | 監督員に申し出て指示に従う。試験時間の延長はなし |
遅刻しても30分以内なら入室できますが、時間は延長されません。80分のうち30分を失うと、記述式の2次試験では大きな痛手になります。
飲み物・飲食・服装のルール
- 飲み物は**ふた付きペットボトル(700ml以内)**のみ。机上には置けず、足元に置く
- ペットボトルカバーは使用不可。水筒・缶は不可
- 水分補給以外の飲食は、アメやガムを含めて試験時間中は禁止
- 帽子の着用と耳栓の使用は認められていない
- 周囲の咳やくしゃみ、空調の音、外の騒音などがあっても救済措置はない
耳栓が使えないため、多少音のある環境でも演習しておくと、当日の雑音に動じにくくなります。
問題用紙は持ち帰れる
解答用紙は提出が必要で持ち帰れませんが、問題用紙はその科目の試験が終わってから持ち帰れます。問題用紙への書き込みは、試験後に自分の答案を思い出す手がかりになります。骨子や解答の要点を問題用紙にも残しておくと、試験後の振り返りに役立ちます。
80分の使い方|事例Ⅰ〜Ⅲの時間配分
ここからは、各事例の80分をどう使うかを考えます。時間配分に公式の正解はありませんが、本番で迷わないよう、事前に自分の配分を決めておくことが重要です。
文章事例の時間配分の例
| 工程 | 時間の目安 | やること |
|---|---|---|
| 受験番号の記入・全体確認 | 1〜2分 | 解答用紙に受験番号を記入し、設問数と字数を確認 |
| 設問の読み込み | 5〜10分 | 何を問われているか、制約条件(字数・時制・対象)を把握 |
| 与件文の読解 | 15〜20分 | 設問と対応づけながら、根拠になる記述に印をつける |
| 解答骨子の作成 | 15〜20分 | 各設問に使う要素を割り振り、問題用紙に骨子を書く |
| 解答の記述 | 25〜30分 | 骨子に沿って解答用紙に清書する |
| 見直し | 3〜5分 | 受験番号、設問の取り違え、誤字、書き漏れを確認 |
あくまで一例です。過去問演習でつかんだ自分の配分があれば、当日もそれを使ってください。大事なのは、当日になって配分を変えないことです。
最初に受験番号を書く
試験案内では、開始の合図があったら最初に解答用紙へ受験番号を記入するよう指示されています。当たり前のことですが、緊張していると後回しにしがちです。「開始の合図→受験番号→設問確認」を手順として体に覚えさせておきましょう。
「書き始めの時刻」を決めておく
80分の使い方で最も多い失敗は、骨子づくりに時間をかけすぎて、清書の時間が足りなくなることです。これを防ぐには、「開始から何分たったら解答用紙に書き始める」という時刻を決めておくのが有効です。
たとえば事例Ⅰなら「10:30には書き始める」のように、時間割に合わせた実際の時刻で決めておくと、本番で時計を見たときに判断しやすくなります。骨子が不完全でも、その時刻になったら書き始め、空欄を作らないことを優先します。
白紙の設問を作らない
合格基準には「1事例でも40%未満がないこと」があります。1問に時間をかけて完璧な解答を作るより、すべての設問に与件文の根拠を使った解答を書くほうが、得点を安定させやすくなります。迷った設問は、与件文の該当箇所を使って素直に答える形で書き切り、次へ進みましょう。
80分の使い方|事例Ⅳの時間配分と解く順番
事例Ⅳは計算が中心で、文章事例とは80分の使い方が異なります。試験は1日の最後の時限(16:00〜17:20)で、疲れが出やすい時間帯でもあります。
事例Ⅳの時間配分の考え方
| 工程 | 時間の目安 | やること |
|---|---|---|
| 全体の確認 | 5分 | 全設問に目を通し、難易度と解く順番を決める |
| 取りやすい設問 | 25〜30分 | 経営分析など、手順の決まった設問から解く |
| 中程度の設問 | 25〜30分 | 損益分岐点分析やキャッシュフローなど |
| 難しい設問 | 残り時間 | 部分点を狙い、途中の計算過程を残す |
| 見直し | 5分 | 単位、符号、計算過程の書き漏れを確認 |
経営分析、損益分岐点分析、NPV(正味現在価値)などは事例Ⅳでよく扱われる論点です。どの論点から解くかは、全体を見てから判断します。
「解く順番」と「捨てる判断」を事前に決める
事例Ⅳには、受験生の多くが解ききれない難度の設問が含まれることがあります。そこで時間を使い切ると、取れるはずの設問まで落としてしまいます。
当日は「全体確認→取りやすい設問→難しい設問」の順で進め、1つの設問に一定時間以上かけない、と事前に決めておきましょう。計算過程の記述を求められる設問では、最後まで解けなくても途中の式を書いておくことで、部分点の可能性が残ります。頻出の計算パターンは事例Ⅳの財務・会計計算問題の頻出パターンで整理しています。
休憩時間・昼休みの過ごし方
4事例を1日で解く2次試験では、休憩時間の使い方も得点に影響します。過ごし方を事前に決めておくと、当日の判断を減らせます。
終わった事例を振り返らない
休憩時間に最もやってはいけないのは、終わった事例の出来を振り返ることです。会場の廊下やSNSで他の受験生の解答を耳にすると、「あの設問を外した」と気になり、次の事例に集中できなくなります。
2次試験は模範解答が公表されず、周囲の受験生の解答が正しいとは限りません。終わった事例のことは試験後に考えると決め、休憩時間は次の事例の準備だけに使いましょう。試験案内でも、休み時間は会話を避け、できるだけ間隔を空けるよう求められています。
休憩ごとのやることを決めておく
| 休憩 | 時間 | やることの例 |
|---|---|---|
| 事例Ⅰの後 | 11:00〜11:40 | トイレ、水分補給、事例Ⅱのファイナルペーパー確認 |
| 昼休み | 13:00〜14:00 | 昼食(自席)、軽い休息、事例Ⅲのファイナルペーパー確認 |
| 事例Ⅲの後 | 15:20〜16:00 | トイレ、糖分補給、事例Ⅳの計算手順・ミスの傾向確認 |
休憩中のトイレは混みやすいため、場所を朝のうちに確認しておき、早めに済ませるのがおすすめです。
昼食は「いつもどおり」を基本に
昼食は各自で用意し、会場で食べる場合は自席で食べます。会場周辺の店は混み合うこともあるため、会場に入る前に用意しておくと安心です。量は満腹になりすぎない程度にし、普段の休日の演習と同じような昼食をとると、午後の体調を予測しやすくなります。
2次試験当日に起きやすいトラブルと対処法
最後に、当日に起きやすいトラブルとその備えを整理します。事前に対処法を知っておくだけで、落ち着いて行動しやすくなります。
受験票・写真票が届かない場合
受験票・写真票は10月13日(火)に普通郵便で発送される予定です。10月19日(月)を過ぎても届かない場合は、試験当日に受験する会場で再発行が行われます。再発行手続きは10月19日を目途に協会のWebサイトに掲載される予定です。
複数の会場で実施する地区もあるため、再発行を希望する場合は協会に電話で連絡し、自分の試験会場を確認するよう案内されています。また、受験票に印字された受験地区が申込内容と違う場合は、10月19日(月)までに協会へ連絡する必要があります。
交通機関の遅延・災害が起きた場合
天候による遅延や運休に備え、前日に経路と代替ルートを確認しておきましょう。自動車・オートバイ・自転車での来場や駐車はできないため、公共交通機関での移動を前提に計画します。
感染症や災害などで試験の実施に影響が出る場合は、協会のWebサイトに情報が掲載されます。当日の朝も、出発前に協会のWebサイトを確認しておくと安心です。
試験中に手が止まった場合
与件文が想定外の業種だったり、設問の意図がつかめなかったりして手が止まったときは、設問文の制約条件(字数・時制・対象)を読み直し、対応する与件文の段落を探す、という普段の手順に戻りましょう。1つの事例の手応えが悪くても、合否は4事例の合計と各事例の40%ラインで決まります。残りの事例をあきらめないことが大切です。
よくある質問
Q1. 2次試験当日は何時に会場へ着けばよいですか?
試験室の入室は8:40からで、第1時限開始30分前の9:10までに着席するよう案内されています。8:40より前は試験室に入れないため、8:40前後に会場へ着き、トイレの場所などを確認してから入室する流れが一般的です。交通機関の遅延も考えて、余裕をもった移動計画を立てましょう。
Q2. 2次試験で使える電卓の条件は?
四則計算、√、%、数値メモリなどの単純な計算機能を持つ携帯用電卓で、机上に1台だけ置けます。関数電卓、プログラム機能付きのもの、携帯電話などの付属電卓、記録紙の出るもの、音の出るもの、電源コードを使うもの、表示部が複数あるものは使えません。サイズの目安は縦180mm×横100mm×高さ30mm以内程度です。
Q3. 受験票がまだ届きません。どうすればよいですか?
受験票・写真票は10月13日(火)に発送予定です。10月19日(月)を過ぎても届かない場合は、試験当日に受験する会場で再発行が行われます。手続きの詳細は協会のWebサイトで案内されるので、確認したうえで電話で試験会場を確かめておきましょう。
Q4. 試験中に飲み物は飲めますか?
ふた付きのペットボトル(700ml以内)の飲料は飲めますが、机上には置けず足元に置きます。ペットボトルカバーは使えず、水筒や缶も不可です。水分補給以外の飲食は、アメやガムも含めて試験時間中は禁止されています。
Q5. 遅刻したら受験できませんか?
やむを得ない事情による遅刻の場合、試験開始後30分までは入室が認められています。ただし試験時間の延長はありません。30分を過ぎると入室できないため、時間に余裕をもって出発してください。
Q6. 問題用紙は持ち帰れますか?
問題用紙は、その科目の試験が終わってから持ち帰れます。解答用紙は提出が必要で、持ち帰ることはできません。問題用紙に骨子や解答の要点を残しておくと、試験後に自分の答案を振り返るときの手がかりになります。
Q7. 当日の朝は勉強したほうがよいですか?
新しい問題に取り組むより、ファイナルペーパー(自分用の要点メモ)を見返す程度にとどめるのが無難です。当日は17:20まで4事例を解くため、体力と集中力の温存を優先しましょう。直前期の過ごし方は2次試験の直前1か月の過ごし方で解説しています。
Q8. 結果はいつ、どうやってわかりますか?
令和8年度の合格発表は2027年1月13日(水)10:00に公表予定で、試験結果照会のWebページで合否と事例ごとの点数を確認できます。各設問の出題の趣旨も、合格発表日の午前中に協会のWebサイトに掲載される予定です。口述試験は廃止されたため、筆記試験の結果で合否が決まります。
まとめ
- 令和8年度の2次試験は10月25日(日)。事例Ⅰ9:40〜11:00、事例Ⅱ11:40〜13:00、事例Ⅲ14:00〜15:20、事例Ⅳ16:00〜17:20の80分×4事例
- 試験室への入室は8:40から、着席は9:10まで。受験票・写真票、規定に合う電卓と時計、写真付き本人確認書類を忘れずに持参する
- 関数電卓、スマートウォッチ、スマートフォンの時計代わりは使えない。電子機器は電源を切ってバッグにしまう
- 80分の配分と「書き始めの時刻」を事前に決め、白紙の設問を作らない。事例Ⅳは解く順番と捨てる判断を決めておく
- 休憩時間は終わった事例を振り返らず、次の事例の準備に使う
2次試験の全体像や対策の基本は2次試験対策の基本もあわせてご覧ください。
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出典・参考
- 一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度中小企業診断士第2次試験案内」
- 一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度中小企業診断士第2次試験に関する案内(試験案内の概要)」「令和8年度中小企業診断士第2次試験会場について」
- 一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会「試験に関するよくある質問(FAQ)」
- 中小企業庁「令和8年度の中小企業診断士試験について」

